About 週末ファーマーズ倶楽部

キッチンガーデンの足りない野菜を確保する

キッチンガーデンで、生産できる野菜の量は限られて居ます。
安全な食の確保について、もう一歩先を目指すのが
週末ファーマーズ倶楽部です。

近隣に信頼できる農家があり、直売してくれればベストですが、、、

現実は厳しく
農家の高齢化が進み、農業人口は減少、耕作放棄地は増える一方。
日本の農業は危機的状態にあります。

大規模化して生産効率を上げることだけを考えた農場には
除草剤の効果で雑草は生えず、大量の農薬で虫が寄り付きません。
このような畑で採れた野菜は、できれば避けたいと思います。
特に子どもたちには。

そこで考え出したのが週末ファーマーズ倶楽部です。
2010年3月千葉市緑区の耕作放棄地からスタートしました。
わずか3名で、手探りで始めたプロジェクトです。
自分たちが農作業に関る究極の顔の見える関係。
キッチンガーデンでは賄いきれない食を
週末ファーマーズ倶楽部で補います。

農家にも参加者にもメリットが

通常の農業体験は、参加希望者が体験料を支払って参加します。
体験希望者は無償で、農家がマッチングサイトに料金を支払う
というビジネスモデル?もあったようですが。

週末ファーマーズ倶楽部は、参加者、農家、いずれにも
お金の支払いは発生しません。
双方ともに、お金以外の形でメリットを受け取ります。

お金が介在しないと、自由な関係性が作れます。

ファーマーズメンバーは、好きな時に好きなだけ、農作業に出向きます。
就農を目指すのであれば、インターン生のように参加することも可能です。
一方で、年に1度の参加でもOKです。
農作業のほかに、ファーマーズマーケットでの販売や
農場イベントのサポートなども体験できます。

報酬はありませんが、メンバー価格で野菜を購入でき
売り物にならない野菜をプレゼントされる場合もあります。

週末ファーマーズ倶楽部 メンバーのメリット ・安心野菜などの食を生産者から直接メンバー価格で購入できる。 ・週末ファーマーズ倶楽部へは無料で参加できる ・好きな時に参加でき、縛りがない。 ・希望すればトラクターの使用(自己責任で)など本格的な農業を学べる。 ・売れない野菜はプレゼントされる場合がある。 受け入れ農家のメリット ・人手を確保できる。 ・メンバー価格とはいえ野菜などを買って貰える。 ・地域や消費者との顔の見える関係を築ける。 ・地域とつながることでファーマーズマーケットやイベントへの参加機会が増える。 ・参加メンバーが地域の農業を支える”CSA”の基礎になる。

週末ファーマーズ倶楽部、まだまだ、手探りで先に進んでいます。
より良い取り組みになるよう、今後も試行錯誤を続けていきます。