芝生の庭をキッチンガーデンへ

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2012年秋、畑は近くにあるのが一番と考え、庭をキッチンガーデンにするための作業に着手しました。それまで16年間借りていた30坪の市民農園(自宅から2kmほど)は解約です。夏は収穫などに週2〜3回は通う必要があり、これが結構な負担になります。使用料も年間4万円ほどでしたが無料に。

キッチンガーデンのメリット

 

1.通う手間が不要(たとえ10分だけでも面倒になります)

2.いつでも新鮮な野菜を収穫できる(料理中でも収穫できます)

3.市民農園の使用料が無料 (コストパフォーマンスは???でした)

4.芝生の手入れが不要 (これは結構面倒でした)

キッチンガーデン作りには時間が必要

1.芝生をはがすのが大変 (芝生の根は下の固い土と一体化)

2.芝生をはがしても土が固い (そのままでは使えない)

3.土に有機物や肥料分が不足 (作物が育つ状態ではない)

野菜が育つような土壌環境ではありません。カチカチの土を20〜30cm掘り起こし、苦土石灰、肥料、堆肥、籾がら、微生物資材などを加え、土壌改良を施します。そして、数年間、時間をかけて土作り、環境作りを行います。

ベースになる土作りから初めて3年が経過したキッチンガーデン作り。やっと、それらしくなってきました。

栽培はより自然に、無農薬はもちろん、肥料も最小限に。雑草や虫などの生物との共存も。いつでも旬の美味しくて栄養豊富な採れたて野菜をキッチンに運べる。自然に近い理想のキッチンガーデンのための環境作りは続きます。

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日々、収穫とガーデニングを続けています。お楽しみに !