コンパクトなミラーレス機を選ぶなら

コンパクトなミラーレスはマイクロフォーサーズ

(コンパクトさを最優先した選び方ですので、ご注意ください。)

パナソニックかオリンパスのミラーレスがマイクロフォーサーズです。
センサーサイズがマイクロフォーサーズのミラーレス機は
カメラのボディがコンパクトなだけでなくレンズもコンパクトです。
上の写真では、左のミラーレス機LUMIX GF7のボディと
上の白いコンデジLUMIX TZ85を比べると
横幅はGF7の方が小さいくらいです。


オリンパス OM-D EM-5。
クラッシックなデザインの高性能なミラーレス機。
性能面を考えると十分にコンパクトですが
気軽に持ち歩けるサイズではありません。


オリンパス PEN Lite E-PL6。
PL6くらいまでは良かったのですが
オリンパス PEN Liteが年々大きくなってきていて
ちょっとお勧めできるサイズではなくなってしまいました。
ローアングルに使えないチルト液晶もダメですね。


左がLUMIX GX7mk2。
ファインダーの出っ張りがないシンプルなデザイン。
重さはEM-5とほぼ同じ。
EM-5よりは持ち歩きやすいものの、やはり大きい。
ちょっと中途半端な大きさです。
機能を優先するならもっと大きい方が良さそうですし
スナップシューターというには大きすぎると思います。

右がLUMIX GF7。
重さはGX7mk2の3分の2。266gと軽量コンパクト。
手振れ補正がなく、ファインダーもありません。
それでも、チルト液晶、タッチパネル、静音電子シャッターなど
機能は十分、画質もまずますです。
明るい単焦点レンズ込みで、GX7mk2のボディ単体よりも軽くなります。
(20mmF1.7、42.5mmF1.7の場合)
持ち出しやすいサイズで手に収まります。
グリップしづらいとか、
手が大きいのでコンパクトなカメラが持ちづらいとか
悪い評価もありますが、持った感じの好みだと思います。
見て、手に持って、良い感じであれば、そのカメラを選んでください。


左側がLUMIX GM1s。
右側のコンデジLUMIX LX9と比較するとコンパクトさが分かります、
20mmF1.7の明るいパンケーキレンズであれば
厚みはあるもののLX9よりも軽量です。
究極のコンパクトなミラーレス機ではあるのですが
残念なことに後継機が発売されそうにありません。
そのため、オススメはしづらいカメラです。

一回り大きなASP-Cセンサーのミラーレス機

センサーサイズがマイクロフォーサーズよりも大きな
APS-Cのミラーレス機は、
ボディがコンパクトでもレンズは少し大きくなります。


APS-CセンサーのキヤノンEOS M。
ボディのデザインは好みがあると思います。
今ひとつ洗練されてない感じです。
レンズもそれなりにコンパクトではあるのですが
単焦点レンズの種類が少なく、手放した経験があります。

超広角ズームと22mmF2.0パンケーキレンズは
とても良いレンズなので、これだけでよければオススメです。


ASP-Cセンサーのソニーα NEX-5R。
ボディデザインは嫌いではないです。
でも、レンズが大きく、欲しいレンズもありません。
キットのズームレンズと1型センサーのRX100の写りを比較して
差があるようには見えなかったので、手放しました。
キットズームを使うなら、1型センサーのコンデジで十分なので
これ以降、他のミラーレス機でもキットズームを使うことはなくなりました。

オススメはLUMIX GF9


GM1sは後継機がなく、GF7は在庫限りの状況です。
入手しやすさを考えるとLUMIX GF9がオススメです。
難点は、記録メディアが、microSDカードであることです。
また、ビデオは4K対応ですが、放熱の関係で長時間は撮影できないようです。


私もGF7を使っていますが、GF9も追加で買う予定です。
最近発売されたGF10についてはGF9との差がほとんどなく
価格も高いのでGF9で十分だと思います。


もし、LUMIX GF9が気に入らない場合には
CANON EOS M100がオススメです。
初代EOS Mよりはデザインが良くなり、使いやすくなっていそうです。
発売されたばかりのEOS Kiss Mは、
EOS M100で足りなかったサイレントモードと4K動画が加わり
機能はGF9に追いついてきました。
Kiss Mの大きさは、M100よりは大きいもののGX7mk2よりは軽量で
従来の一眼レフのKissシリーズよりは軽量コンパクトになりました。

最後にもう一度、カメラ選びの重要なファクター。

カメラ選びは好みかどうか。 ・見た目のデザインに違和感がないこと。 ・手に持った感じに違和感がないこと。