槐磨きの仕上げは紙やすりとオイル


製材所のベルトサンダーで磨いた槐の輪切り。
これで完成ではありません。

水拭き、オイル仕上げ


まずは、柔らかな布で、
水拭きをして
汚れを落とします。

しばらく放置して
表面が乾燥したら
食用油を薄く塗ります。

亜麻仁油がいいのですが
手元にあったグレープシードオイルで試しました。

色が濃くなり、落ち着いた感じになり
高級感がアップします。
写真上がオイルを塗る前
下がオイルを塗った後です。


陽にあたると、この美しさ!
自然が創った年輪の美しさが引き立っています。

裏面の仕上げ


裏面に多少の傷を残して完成とすれば
磨く時間が節約できます。

さらに、裏面に多少のざらつきがあった方が
テーブルの上などで滑りにくくなります。

2つのメリットから裏に鋸の傷跡を残したものを作ってみました。
上の写真は、その裏面です。

均等に傷跡を残すのは難しく、
今ひとつですね。

もう一度仕上げ処理


オイルを塗って完成にしたかったのですが
細かなところが気になります。
表面、サイドやエッジ部分の気になる所を
もう一度、目の細かな紙やすりで仕上げます。

裏面は、鋸の傷跡が目立ちすぎていたので
紙やすりで、少し目立たなくなりように仕上げました。

最後に、もう一度汚れを水拭きし、乾燥、
オイルを薄く塗って、1号試作は完成としました。
そして、いろいろな方から意見を聞こうと思います。

おまけ


これは、左半分だけオイルを塗ったもの。
オイルを塗って完成とするのではなく
塗るか塗らないかは、
使う方の判断にお任せする方法もありそうです。